ひとつの夜に落ちる雨は、温くて何処か優しい。そして残酷。
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お知らせです。
2012/09/18 (Tue)
当ブログですが、
諸事情につき移転させていただくことになりました。
新しい場所では、日記も短編も書いてみようかなと思っています。
良かったら覗いてみてください。
↓
「白にそっと黒を混ぜてみる」
http://yaplog.jp/headaches/
これでこのブログは更新を終わります。
新しい場所でもよろしくお願いいたします。
一夜
諸事情につき移転させていただくことになりました。
新しい場所では、日記も短編も書いてみようかなと思っています。
良かったら覗いてみてください。
↓
「白にそっと黒を混ぜてみる」
http://yaplog.jp/headaches/
これでこのブログは更新を終わります。
新しい場所でもよろしくお願いいたします。
一夜
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2012/09/17 (Mon)
死にたくない死にたくない
消えてしまう仲間たちの亡骸に埋もれて
次々と飛ぶ赤い血を浴びて
僕の順番が着々と近付いてきていた
僕は死にたくない死にたくない
怖い怖い
死んだあとは何があるの
死ぬまえはどう痛いの
死んだあとは誰が
僕のことを想ってくれるの
怖くて未知数
死にたくない死にたくない
助けてください
僕は何もしてないんです
他の人は知らない
僕だけは何もしてないんです
死ぬ間際でさえ偽善者で通そうとする一人の青年
■
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2012/09/13 (Thu)
切り落とした筈の腕が痛い
もうこの場所には存在しないのに
幻想痛が僕を襲う
切り取ったあの瞬間の痛みが永遠に続くのか
あと何年あるのか分からないこの先が急に遠く感じて
僕は無い筈の腕をまた千切り取った
血が飛び散って頬を流れた
僕はまたあの瞬間を繰り返していた
何度悪夢を見ればいいのだろうか
大きな声で苦痛だと叫んでも
涸れた声ではとうに届く場所なんて見当たらない
もうこの場所には存在しないのに
幻想痛が僕を襲う
切り取ったあの瞬間の痛みが永遠に続くのか
あと何年あるのか分からないこの先が急に遠く感じて
僕は無い筈の腕をまた千切り取った
血が飛び散って頬を流れた
僕はまたあの瞬間を繰り返していた
何度悪夢を見ればいいのだろうか
大きな声で苦痛だと叫んでも
涸れた声ではとうに届く場所なんて見当たらない
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2012/08/09 (Thu)
無理やりの枷で身動きが取れない
僕はいつからこうしていたのだろう
いつからこうしていなきゃいけなかったんだろう
人を助けていくこの行為が
どこまで行けば終わるのだろう?
僕は生まれて以来この使命を負わされていた
疑問にも思わなかった問題にもしなかった
当然のことだと思って人を助けていく日々
それでもひとりの人を助けていくたびに
犠牲になっていく命たちは
一体誰が助けてくれるんだろうかと
そう考え始めたらきりがなくて
僕が助けたらいい本当のものが分からなくなって
僕は正義でしょうか?
悪でしょうか?
人を助けていくという行為の終わりに
僕自身の救出を夢見ていた
僕はいつからこうしていたのだろう
いつからこうしていなきゃいけなかったんだろう
人を助けていくこの行為が
どこまで行けば終わるのだろう?
僕は生まれて以来この使命を負わされていた
疑問にも思わなかった問題にもしなかった
当然のことだと思って人を助けていく日々
それでもひとりの人を助けていくたびに
犠牲になっていく命たちは
一体誰が助けてくれるんだろうかと
そう考え始めたらきりがなくて
僕が助けたらいい本当のものが分からなくなって
僕は正義でしょうか?
悪でしょうか?
人を助けていくという行為の終わりに
僕自身の救出を夢見ていた
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2012/08/07 (Tue)
空気中に君が霧散していく
僕は慌ててそれを吸いこんだ
肺が壊れるくらい大きく吸ったせいで
僕の喉は崩壊して強く咳きこんだ
身体から溢れて消えていく君を逃したくなくて
僕は強く強く息を吸った
それでも君はどんどん消えていく
無様なくらい腕をかき回して寄せ集めようとしても
君は空へ溶けていく
どうすればいいのだろうか
周辺の空気を全て吸いつくせば君は還ってくるのだろうか
それでも僕が吐き出した息に君はまだかすかに残っていて
それを吸おうとしても叶わない
君はどこに行ってしまうの
ようやく涙があふれ出した
■
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2012/07/11 (Wed)
見えないものは怖くないよ
だって見えないんだから
だから目をつむって?
ねぇ?
目をつむってしまえば何も見えない
ナイフで人を刺したとしても
自分をナイフで切りつけたとしても
真っ赤だった血はほら
全然この目には映らない
さあ人殺しを楽しんで
だって見えないんだから
だから目をつむって?
ねぇ?
目をつむってしまえば何も見えない
ナイフで人を刺したとしても
自分をナイフで切りつけたとしても
真っ赤だった血はほら
全然この目には映らない
さあ人殺しを楽しんで
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2012/07/11 (Wed)
試練に耐え抜いたら
終わりは存在しているの?
誰もその答えを知らないのに
嬉しそうに汗と涙を流す
終わりなんかないんだよ
それは誰にとって幸せで
誰にとって不幸せなんだろう?
■
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2012/07/11 (Wed)
夢を見忘れた大人がまたもう一匹
汚い世の中に捨てられていくよ
僕はそれをただ見ることしかできない
助け出しても結局それは
ひとつの小さなゴミでしかないんだから
それでもゴミたちは少しずつ集まって
毒を空気中に吐き出していくよ
見忘れた夢はひとつずつ集結して
ぽっかりと空に浮かぶ
憧れと
羨望と
諦めを
抱えて破裂しそうなそれは
全てを手に入れた僕によく似ていた
汚い世の中に捨てられていくよ
僕はそれをただ見ることしかできない
助け出しても結局それは
ひとつの小さなゴミでしかないんだから
それでもゴミたちは少しずつ集まって
毒を空気中に吐き出していくよ
見忘れた夢はひとつずつ集結して
ぽっかりと空に浮かぶ
憧れと
羨望と
諦めを
抱えて破裂しそうなそれは
全てを手に入れた僕によく似ていた
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2012/01/26 (Thu)
君が立てた鋭利な爪が
僕の腹を突き破る
溢れ出る内臓は君を汚し
それでも君は傷つけることを止めなかった
君は腕を振り下ろす
僕の身体から流れ出る夥しい量の血液
宇宙のように広がる鮮血はそれでも
宇宙のように果てがないわけじゃない
君の爪は欠け折れた
それでも君は僕を壊し続けた
果てがある僕の身体は干からびても
ずっとずっと壊し続けた
僕の腹を突き破る
溢れ出る内臓は君を汚し
それでも君は傷つけることを止めなかった
君は腕を振り下ろす
僕の身体から流れ出る夥しい量の血液
宇宙のように広がる鮮血はそれでも
宇宙のように果てがないわけじゃない
君の爪は欠け折れた
それでも君は僕を壊し続けた
果てがある僕の身体は干からびても
ずっとずっと壊し続けた
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2011/10/04 (Tue)
僕がいなくても平気なんだろう?
ならばもう行ってくれよ
これは涙なんかじゃない
これはそう、
雨にまぎれた雫なのさ
本当は僕じゃなくたって
他の男で良かったんだろう?
じゃないとこうして
僕を置いて笑ったりできないもの
ひどい女だね
それでも僕は君を忘れられないよ
だってそう
君のあの笑顔も
涙も
言葉も
嘘だとは思えないもの
君は背を向けて振り返らない
僕だって本当はそうしたいのに
できないよ
君みたいにはできない
ずっとこんな冷たい雨の中
立ち尽くすだけしかできないのに
ならばもう行ってくれよ
これは涙なんかじゃない
これはそう、
雨にまぎれた雫なのさ
本当は僕じゃなくたって
他の男で良かったんだろう?
じゃないとこうして
僕を置いて笑ったりできないもの
ひどい女だね
それでも僕は君を忘れられないよ
だってそう
君のあの笑顔も
涙も
言葉も
嘘だとは思えないもの
君は背を向けて振り返らない
僕だって本当はそうしたいのに
できないよ
君みたいにはできない
ずっとこんな冷たい雨の中
立ち尽くすだけしかできないのに
プロフィール
HN:
一夜
性別:
非公開
自己紹介:
夢を見忘れた大人が
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。
それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。
それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
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