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ひとつの夜に落ちる雨は、温くて何処か優しい。そして残酷。
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2017/12/11 (Mon)
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2011/08/17 (Wed)

やめて
そんな目で見ないで
僕は何も悪いことをしてない


その暴力的な腕で
殴らないで
壊さないで
私を殺さないで


やめて
そんな目で僕を見ないで






その声で
私の名を呼ばないで
私を殺さないで





そんな目で僕を見ないで







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2011/08/17 (Wed)
悲しいメロディに乗せて
君は何を歌うのだろう
何を想っているのだろう


僕と君は
許された関係では無かった
だけれど其れは
誰も彼もが僕たちを引き離していいわけじゃなかったのに


僕と君は簡単に別たれてしまう
心からは真っ赤な血が滲み出し
叫びは喉を裂き瞳から涙が溢れ出した
それでも僕と君は傍に居たかった
許され祝福される関係で居たかった
そう願っても願っても切に願っても
叶うことは一生無いというのに





君は何を歌う?
何を想ってこの歌を歌うのだろう?
全て歌い終えたが最後、僕と君は力づくで永遠に離されてしまう
其れを知って君は泣いているの?
大丈夫、だなんて言えないよ
離れてしまえばもう、
僕たちでは心でさえ繋がることは出来ないのだから


2011/08/17 (Wed)

本棚に囲まれたこの部屋
無機質な背表紙ばかり
その真ん中に僕は立っている
静かに
ずっと立ち尽くしている


目だけを動かす
探しているのだ
この本だらけの部屋の中から
君と僕だけのお話
あの時の思い出を
微かに感じるのだ
この場所のどこかに
僕たちの時間は残されているのだと







早く見つけたい
君はもうすぐ消えてしまうのだから
早くしないと
君はもう消えてしまうのだから
なのに動けない
いっそのこと本棚を全部倒してバラバラにしてしまえば
すぐにでも見つかりそうなのに


見つけることができない
理解してしまったのだ
表情の無い本の群れ
その中に
本物のお話は存在しないことを
僕たちのあの時だって
きっと嘘だらけで綴られているということを


2011/08/16 (Tue)

君が息絶えた
僕の目の前で
僕に遺言も愛も何も残さないまま
消えていった



僕は簡単にはその事実を受け入れられないから
部屋の奥から鋸を持ってきて
君を切り刻むことに決めた
大きいままじゃ目立つ君の肉体も
小さくしたら仕舞っておける
何より持ち歩いてずっと傍に居られると
そう思ったから






君の首の根元に刃を振り下ろした
流れて溢れる血は僕の足を汚す
構わず君の頬を撫でた
(ごめんね、痛いのは少しで終わるよ)
猟奇的な優しさとも呼べる行為が続く
腕を切り落とし、手首を切断し、
腹部は強く強く力を入れて二つに別けた
胸はそぎ落とし、ズボンのポケットに入れた
大腿部を叩き折り、ふくらはぎを優しく切り、
足の指はひとつひとつ千切った






君の顔だけはそのままで
(終わったよ、これでもう大丈夫)
何が大丈夫だったのだろう?
残ったのは君じゃなく
バラバラになった死体と狂気の血に塗れた僕


小さくなった君をひとつずつ身につけた
たとえバラバラになった死体でも猟奇的殺人犯でも
この肉と肉体は
君と僕以外の何物でも無いことを僕は知っているから






2011/08/16 (Tue)

僕の涙は生きていて
君の涙は死んでいた
それでも顔を突き合わせていたから
互いの涙は混じり合って流れた
それこそが運命の始まりだったのだと思う

君の冷たい唇に僕の温い唇を重ね
微かに舌を這わせた
固まった歯に阻まれてそれ以上進めない
僕は手を君の身体に沿わせた
首を撫で、鎖骨を触り
胸に触れた
手首を掴んでも、生きた証は感じられない

嘘だと言ってくれ
この降りしきる雨に君の体温が奪われただけだろう?
ずっとこんな処に居たら風邪をひくね、
呟いた僕は重くなった君を抱え歩き出した
歩いている間じゅう君に話しかけた
君の相槌、笑い声、
全てが聴こえてくるような気がした




ぬかるみに嵌って僕と君は倒れた
始まった運命はこんな簡単に終わってしまった
僕は歯を食いしばり
それでも君を離したくないと
無力なまま泣き続けた

2011/08/16 (Tue)

倒れ込んだ君
僕は必死に抱えた
君は力なく空を見た

失いたくない
急いで
無くならないよう
誰にもとられたくないから



横たわった君を抱きしめた
手を握り締めた
優しく唇を撫で
君の顔を見つめた









理性があったのは其処まで

その後は
愛していた君の残骸を
獣のように貪るだけの
血まみれになった僕

泣きすぎて目が開かない
立てすぎた爪は折れて剥がれた
僕は叫んでいた
叫びながら
君の臓物を片っ端から食べ尽くしていた


2011/08/16 (Tue)
狡いよ、
僕は呻いた
地面に這い大地に爪を立てた
僕と君を別けた全てを恨むように

唾でも吐いて
酷く罵ってくれれば良かった
そうすれば僕も
過去として割り切ることが出来たかも知れない


嘘、
ごめん、
僕は君に何をされようとも
君を忘れることなんか出来ない





狡い
苦しいよ
笑顔で去っていった君を
追いかけるようにまた爪を立てた


2011/08/16 (Tue)
汚いね、
そう言って君は侮蔑の目で僕を見た
そんな風に言わないでくれ
僕は心の中で叫ぶ


そんな僕に愛されているのは誰だったか
そんな僕に守られているのは誰だったか
一番嫌うはずの僕を
必要とするのは誰だったのか?





それは他でも無い
僕を汚いものを見るような目で見る
目の前に立ちつくす
君、

2011/08/16 (Tue)
ランキングにいくつか入りました。
プロフィールの上に表示されてると思うので
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一夜
2011/08/15 (Mon)

愛することを僕は辞めた
それはもう無駄な事だと気付いたから
君が傍に居ない
この世にいるのかすら分からない
僕と君は永遠に別たれてしまった
この状況でそれでも
君を愛することが美徳だと言うのだろうか




そんな綺麗なもので終わるわけがない
このまま僕が醜い愛を持ち続けたなら其れは
絶対的な狂気と化すのだから

なのにどうして
辞めたはずの心が疼きだす
誰か止めてくれ
僕を殺してくれ
外面まで醜い獣に
成り果ててまで君に出会いたくない

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プロフィール
HN:
一夜
性別:
非公開
自己紹介:
夢を見忘れた大人が
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。

それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
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