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ひとつの夜に落ちる雨は、温くて何処か優しい。そして残酷。
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2017/12/11 (Mon)
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2012/09/18 (Tue)
当ブログですが、
諸事情につき移転させていただくことになりました。
新しい場所では、日記も短編も書いてみようかなと思っています。
良かったら覗いてみてください。


「白にそっと黒を混ぜてみる」
http://yaplog.jp/headaches/





これでこのブログは更新を終わります。
新しい場所でもよろしくお願いいたします。






一夜
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*
2012/09/17 (Mon)

死にたくない死にたくない
消えてしまう仲間たちの亡骸に埋もれて
次々と飛ぶ赤い血を浴びて
僕の順番が着々と近付いてきていた
僕は死にたくない死にたくない
怖い怖い
死んだあとは何があるの
死ぬまえはどう痛いの
死んだあとは誰が
僕のことを想ってくれるの
怖くて未知数
死にたくない死にたくない
助けてください
僕は何もしてないんです
他の人は知らない
僕だけは何もしてないんです





死ぬ間際でさえ偽善者で通そうとする一人の青年
*
2012/09/13 (Thu)
切り落とした筈の腕が痛い
もうこの場所には存在しないのに
幻想痛が僕を襲う
切り取ったあの瞬間の痛みが永遠に続くのか
あと何年あるのか分からないこの先が急に遠く感じて
僕は無い筈の腕をまた千切り取った
血が飛び散って頬を流れた
僕はまたあの瞬間を繰り返していた
何度悪夢を見ればいいのだろうか
大きな声で苦痛だと叫んでも
涸れた声ではとうに届く場所なんて見当たらない
*
2012/08/09 (Thu)
無理やりの枷で身動きが取れない
僕はいつからこうしていたのだろう
いつからこうしていなきゃいけなかったんだろう
人を助けていくこの行為が
どこまで行けば終わるのだろう?

僕は生まれて以来この使命を負わされていた
疑問にも思わなかった問題にもしなかった
当然のことだと思って人を助けていく日々


それでもひとりの人を助けていくたびに
犠牲になっていく命たちは
一体誰が助けてくれるんだろうかと

そう考え始めたらきりがなくて
僕が助けたらいい本当のものが分からなくなって



僕は正義でしょうか?
悪でしょうか?



人を助けていくという行為の終わりに
僕自身の救出を夢見ていた

*
2012/08/07 (Tue)

空気中に君が霧散していく
僕は慌ててそれを吸いこんだ
肺が壊れるくらい大きく吸ったせいで
僕の喉は崩壊して強く咳きこんだ
身体から溢れて消えていく君を逃したくなくて
僕は強く強く息を吸った
それでも君はどんどん消えていく
無様なくらい腕をかき回して寄せ集めようとしても
君は空へ溶けていく


どうすればいいのだろうか
周辺の空気を全て吸いつくせば君は還ってくるのだろうか
それでも僕が吐き出した息に君はまだかすかに残っていて
それを吸おうとしても叶わない





君はどこに行ってしまうの
ようやく涙があふれ出した
*
2012/07/11 (Wed)
見えないものは怖くないよ
だって見えないんだから



だから目をつむって?
ねぇ?





目をつむってしまえば何も見えない
ナイフで人を刺したとしても
自分をナイフで切りつけたとしても
真っ赤だった血はほら
全然この目には映らない

さあ人殺しを楽しんで
*
2012/07/11 (Wed)

試練に耐え抜いたら
終わりは存在しているの?
誰もその答えを知らないのに
嬉しそうに汗と涙を流す


終わりなんかないんだよ
それは誰にとって幸せで
誰にとって不幸せなんだろう?
*
2012/07/11 (Wed)
夢を見忘れた大人がまたもう一匹
汚い世の中に捨てられていくよ
僕はそれをただ見ることしかできない
助け出しても結局それは
ひとつの小さなゴミでしかないんだから


それでもゴミたちは少しずつ集まって
毒を空気中に吐き出していくよ
見忘れた夢はひとつずつ集結して
ぽっかりと空に浮かぶ





憧れと
羨望と
諦めを
抱えて破裂しそうなそれは
全てを手に入れた僕によく似ていた
2012/01/26 (Thu)
君が立てた鋭利な爪が
僕の腹を突き破る
溢れ出る内臓は君を汚し
それでも君は傷つけることを止めなかった


君は腕を振り下ろす
僕の身体から流れ出る夥しい量の血液
宇宙のように広がる鮮血はそれでも
宇宙のように果てがないわけじゃない





君の爪は欠け折れた
それでも君は僕を壊し続けた
果てがある僕の身体は干からびても
ずっとずっと壊し続けた

*
2011/10/04 (Tue)
僕がいなくても平気なんだろう?
ならばもう行ってくれよ
これは涙なんかじゃない
これはそう、
雨にまぎれた雫なのさ


本当は僕じゃなくたって
他の男で良かったんだろう?
じゃないとこうして
僕を置いて笑ったりできないもの
ひどい女だね
それでも僕は君を忘れられないよ


だってそう
君のあの笑顔も
涙も
言葉も
嘘だとは思えないもの



君は背を向けて振り返らない
僕だって本当はそうしたいのに
できないよ
君みたいにはできない
ずっとこんな冷たい雨の中
立ち尽くすだけしかできないのに



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プロフィール
HN:
一夜
性別:
非公開
自己紹介:
夢を見忘れた大人が
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。

それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
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