ひとつの夜に落ちる雨は、温くて何処か優しい。そして残酷。
■
砂嵐
2011/07/12 (Tue)
焼け焦げる肌
乾燥した息
喉はつぶれ、
砂が全身を埋め尽くした
もうどれくらい歩いているのだろう
いつまで経っても未来には辿り着かない
水も絶え布は燃え
何も無くなった僕は
何かにとり憑かれたように歩く
背中を押されず
手を引かれないまま
どこへ行くのか?
分からない
どちらへ進むのか?
分からない
ああそうだ、
僕は確かに、
無くなったものを探しに
歩き続けているんだっけ、
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
一夜
性別:
非公開
自己紹介:
夢を見忘れた大人が
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。
それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。
それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
***
カテゴリー
最新コメント
ブログ内検索
ランキング
忍者ブログ [PR]