ひとつの夜に落ちる雨は、温くて何処か優しい。そして残酷。
■
*
2011/07/16 (Sat)
君がいなくなった
笑顔がすてきだった君
ぼくの前から姿を消した
一瞬のあいだに
どこにいったの?
なにをしてるの?
ぼくをおいて
どこに逝ったの?
現実は時として残酷なのではなく
常に感情もなく残酷なのだ
それゆえにぼくは君を失ってしまった
ぼくのものだった訳ではないが
それでもこころの中から君は消えた
爪を黒く塗った
黒い服を着た
黒い靴をはき
髪を白くした
空いた穴から
涙が流れ出す
塞がらない穴から
ぼくが洩れて止まらない
すべて無くなった先には何があるんだろう
ふらついた足で前へ行く
そうかぼくは
君がいなきゃ
なにもできない
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プロフィール
HN:
一夜
性別:
非公開
自己紹介:
夢を見忘れた大人が
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。
それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。
それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
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