ひとつの夜に落ちる雨は、温くて何処か優しい。そして残酷。
■
*
2011/09/17 (Sat)
君がいなくなった
それは僕のせいだ
僕は自分を戒めた
精一杯の償いをしたかった
自分の腕に噛みついた
とがった犬歯は皮膚を易々と貫通した
流れ出る血を口に溜めて吐き出した
それでも痛みが足りない気がして
力の限りこぶしを頭にぶつけた
固い骨と骨がぶつかり皮膚がやぶれ
だらだらと血が流れ出た
それでも足りないと思ったから
僕はナイフで自分の肉をそぎ落とした
足のほうから上へ
順番に少しずつ
痛みは脳を焼いたが
それでも僕は自分を許しはしなかった
僕は僕ではなくなった
僕の肉体は亡くなって魂は地獄へ堕ちた
それでも足りないんだ
僕は自分の転生を封じた
地獄の釜で煮込まれ続けても
まだ僕は許しきれなかった
それは僕のせいだ
僕は自分を戒めた
精一杯の償いをしたかった
自分の腕に噛みついた
とがった犬歯は皮膚を易々と貫通した
流れ出る血を口に溜めて吐き出した
それでも痛みが足りない気がして
力の限りこぶしを頭にぶつけた
固い骨と骨がぶつかり皮膚がやぶれ
だらだらと血が流れ出た
それでも足りないと思ったから
僕はナイフで自分の肉をそぎ落とした
足のほうから上へ
順番に少しずつ
痛みは脳を焼いたが
それでも僕は自分を許しはしなかった
僕は僕ではなくなった
僕の肉体は亡くなって魂は地獄へ堕ちた
それでも足りないんだ
僕は自分の転生を封じた
地獄の釜で煮込まれ続けても
まだ僕は許しきれなかった
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プロフィール
HN:
一夜
性別:
非公開
自己紹介:
夢を見忘れた大人が
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。
それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。
それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
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