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ひとつの夜に落ちる雨は、温くて何処か優しい。そして残酷。
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2017/12/11 (Mon)
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2011/10/04 (Tue)
本当は今すぐにでも
心を憎しみで埋め尽くしたい
だけどどうして
一筋の光が輝いたまま邪魔をする
どいてくれ
希望の仮面を抱いたまま
俺は獣になりたくはない


本当は君を今すぐにでも
殴り蹴り飛ばして
首を絞め殺したい
それでもどうして
残った理性が邪魔をする
本能に身を任せて
一匹の狼になってしまえばいいのに





本当は今すぐ
今すぐにでも
心の中を真っ暗にしたい
ずっとずっと叫んでいる
汚い涙を流し続ける自分を
もうこれ以上見ていられないから


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2011/09/17 (Sat)
大人になるということは
知識を増やすことでも
歳を重ねることでも
礼儀をわきまえることでも無い


最初は溢れていたはずの可能性を
ひとつずつ踏み潰しては諦め
諦めては踏み潰し
涙を流して被害者面を繰り返す



がんじがらめの常識に囚われ
自由を自ら手放した
愚かなピエロ
何も出来やしない
どうしようもなく駄目な存在




それが大人なのだ
2011/09/17 (Sat)
君がいなくなった
それは僕のせいだ
僕は自分を戒めた
精一杯の償いをしたかった


自分の腕に噛みついた
とがった犬歯は皮膚を易々と貫通した
流れ出る血を口に溜めて吐き出した
それでも痛みが足りない気がして
力の限りこぶしを頭にぶつけた
固い骨と骨がぶつかり皮膚がやぶれ
だらだらと血が流れ出た

それでも足りないと思ったから
僕はナイフで自分の肉をそぎ落とした
足のほうから上へ
順番に少しずつ
痛みは脳を焼いたが
それでも僕は自分を許しはしなかった



僕は僕ではなくなった
僕の肉体は亡くなって魂は地獄へ堕ちた
それでも足りないんだ
僕は自分の転生を封じた
地獄の釜で煮込まれ続けても
まだ僕は許しきれなかった


2011/09/14 (Wed)

僕はある日墓の下から這いあがり
愛を求めて彷徨い歩いた
いくら探しても見つからないそれは
僕には決して手に入らないものだった

僕の心臓はあなたに取り上げられ
僕の血はあなたに全て抜き取られた
用済みの心臓はぐちゃりと踏み潰され
それでもあなたを求めて小刻みに震えていた

僕はあなたに乱暴に埋められた
それでもあなたを忘れられない
この想いの果ては一体どこにあるのだろうか
もしかしたらそれを手に入れたくて
僕はずっと彷徨っているのだろうか


僕は愛を求めるゾンビだ
あなたは何も知らないで笑っている
僕の頬は朽ち涙が流れ出た
それでもあなたは僕を見てくれはしない
これがこの物語の結末か
全てを悟って僕は息絶えた


2011/09/12 (Mon)
君に踏み潰された心臓は
今もまだ動き続けている
気持ち悪い、と
君はまだ僕を侮蔑する


許してくれ
何に懺悔しているのかももう、解らないが
それでも僕は君に許されたい
波打つ心臓を差し出した



動脈を切り裂いたら人は死ぬと
どこかで知った知識は生かされた
許してくれ
僕の身体にある動脈という動脈は粉々に切り刻まれた
流れ溢れる血は溜まり君のところに行き着いた





君は再度僕を踏みつけた
それでも流れゆく血は
君を追いかけるのを止めはしなかった

2011/08/30 (Tue)

この胸は張り裂けそうだ
どうかはち切れるその前に
君のその手で壊して

小さな背中がどんどん遠くなる
守ろうとすればする程僕から君の欠片が零れ
必死になって両手を伸ばしても
君を抱えても腕の隙間から君は堕ちていく



最後に見せたあの笑顔には何の意味があった?
君は最期に何を言おうとしたの?
亡くなった口で囁いた愛は僕の心に届く前に
溶けて消えていった





僕の胸が張り裂ける
君の小さな手で、君の、その手で
粉々に引き裂いて壊して
そうすれば僕は
心だけでも、君の、傍に、



2011/08/30 (Tue)

なんて魅力的なんだ
僕は心の中で呟いた
君は足に全体重をかけて僕を踏み潰す
快感が僕の身体を駆け抜ける


忘れられないんだ
あの夜のことを
お願いだからどうか、もう一度
やってはくれないか
再現してくれよ
あの時の惨劇を


僕の肉が引き裂かれ
僕の身体が八つ裂きに
僕の臓物が四方八方に
君の笑顔は世界最強の狂気を纏い



なんて素敵なんだ
僕は心の中で叫んだ
許す限り続けてくれ
僕の全てを噛み千切ってくれ
涙なんか出ないから
この部屋を僕と君で埋め尽くして


2011/08/21 (Sun)
鶏も豚も牛も人間も
所詮肉の塊なのに
人権だの尊厳だの馬鹿らしい
そんなものなんて無いだろう
お前が今口にしているのはかつて豚だったもの
同じ肉の塊を食しながら人間とは何たるかを語り続ける
何て阿呆らしいんだ



猫も犬も馬も人間も
所詮肉の塊なのに
愛だの友情だの莫迦らしい
そんなものなんて存在しない
愛でる傍ら心の隅で下等生物だと見下すその猫は
きっとお前より崇高なことを考えて
紐で繋がれたその犬ははるか昔お前よりずっと立派に狩りをしていた
何てどうしようもないんだ




それでも人間は生き続けるんだ
生き続けてしまうんだ
つぶしてもつぶしても居なくならない肉塊
人間に意思を持たせたのは誰だろう
人間に考えることをさせたのは誰だろう?
そんな無駄なことをしてしまったから
こうしてくだらない存在はアメーバより早く強く
増えて増えて生き続けるのだ




2011/08/21 (Sun)

行かないでくれと
いくら泣いて懇願しても
君は笑って去っていくのだろう?
だから僕は、もう、
君に乞うのは止めにしたんだ
君は絶対零度の目線で
僕を射抜き殺すから







僕は笑った
ずっとずっと笑っていた
壊れたブリキ人形のようにそれは続く
僕は踏みつぶした
君に愛を乞い、ひれ伏せる僕の肉体を
君を離したくないと、泣き続ける僕の過去を



そうして僕はどんどん愛の深さを知って、
そうして僕はどんどん大人になっていくんだ
なんて残酷なんだ
僕は笑いが止まらなかった


2011/08/21 (Sun)

言葉が通じない君に
一体どうやって愛を伝えたらいいのだろう
僕は必死に思案した
模索していた

両手をいっぱいに広げ
君の身体を包みこめばいい?
君の頬を撫で、優しくキスすればいい?
温かい手で頭を撫でればいい?
君の服を脱がし、朝まで獣のように君を貪ればいいの?





君はどれも拒んだ
そして僕に近寄ろうともしなくなった



言葉は通じたのだ
通じなかったのは
理性を失くした、僕の狂気を孕んだ絶対的な愛

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プロフィール
HN:
一夜
性別:
非公開
自己紹介:
夢を見忘れた大人が
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。

それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
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