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ひとつの夜に落ちる雨は、温くて何処か優しい。そして残酷。
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2017/12/11 (Mon)
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2011/07/20 (Wed)

またこれか、
脳の中で言葉が繰り返された

噛みつかれた肩が痛い
じゃれ合うようにまとわりつく
君はまるで子猫のよう


またこれだ、
脳の中で記憶が繰り返される
咬み付かれた腕が痛む
背中を引っ掻かれ
カーペットの上に組み敷かれる
君はまるで悪魔のようだ
僕はそう思った



滲む僕の赤い血が
カーペットを汚していく
君は笑って僕の首を締め上げる
そうかまた、
僕は君に殺される




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2011/07/20 (Wed)
手足を縛られ動けない
目だって隠されている
耳も塞がれ口に布を詰められて
静かに立っている


僕はいつからこうしていた?
答えてくれる声はもう無い
自問自答だったのか
自問他答だったのか
脳みそから管が延びる今となっては
思い出すことすら難しい


そもそもどうしてこうなったのだろう?
覚えていない
記憶にあるが思い出せないのか?
手と足は縛りつけられ
目と耳と口は塞がれた
人としての機能を奇麗に失った身体




それでも僕は立ちすくんだまま
それでも僕は立ちつくしたまま
2011/07/16 (Sat)

どうして人は泣くのだろう?
悲しいときに流れるそれは
綺麗だとは限らないのに


ある時詩人は言うだろう
君の涙は素敵だと
ある時偉人は言うだろう
その涙を忘れるな
だがしかし現実は
つま先で蹴飛ばしても足りないくらい汚いときだってある


そんなに素敵なものでもない
忘れたい記憶もたくさんある
なのにどうして
人は泣くのだろうか?
たとえばそれは
自分を他人に認めてもらいたいが為に
叫ぶようにしずかに
涙を落とすものだったりするが



それでも人は泣いている



2011/07/16 (Sat)

ぼくは愛されている?
実感することができない
周りは愛を口にするくせに
ぼくはいつもひとりだ


あなたを愛しているのよ
ならぼくは何故ひとりになった?
あなたは愛されているのよ
じゃあ何故ぼくは涙を流す?
ひとりになる理由を教えてくれ


泣いちゃ駄目よ
愛しているのに
ならどうして
ぼくは愛を感じることができない?


愛不感症
ぼくはいつだってひとり
それでも皆は嘘を吐く
愛されているなんて事実は存在しない
ぼくはいつだって知っているのに


2011/07/16 (Sat)

白い手をつかむ
抜け落ちそうになるその手を
全身全霊の力を込めてつかむ

それでも堕ちて逝くんだ
僕の前から
ひとつずつ消えて逝くんだ
「あきらめたくない」
そんな奇麗な気持ちなんかじゃなく
「ヒトリニシナイデ」
淋しさのあまり手を伸ばす


それでも堕ちて逝く
するりと抜けて逝く
白い手は赤くなる




僕はいつも間に合わない
なんてちっぽけな手だ、
自分ひとりの存在すら
守ることができなかった、


2011/07/16 (Sat)

君がいなくなった
笑顔がすてきだった君
ぼくの前から姿を消した
一瞬のあいだに

どこにいったの?
なにをしてるの?
ぼくをおいて
どこに逝ったの?


現実は時として残酷なのではなく
常に感情もなく残酷なのだ
それゆえにぼくは君を失ってしまった
ぼくのものだった訳ではないが
それでもこころの中から君は消えた




爪を黒く塗った
黒い服を着た
黒い靴をはき
髪を白くした


空いた穴から
涙が流れ出す
塞がらない穴から
ぼくが洩れて止まらない

すべて無くなった先には何があるんだろう
ふらついた足で前へ行く
そうかぼくは
君がいなきゃ
なにもできない



身勝手
2011/07/16 (Sat)
他人を必要以上に案じるくせに
自分を必要以上に邪険にする
矛盾してる
愛の置き場所


それは何故だって?
今なら説明できる




こんな壊れた自分を大切にしてくれる他人を
利用したいが為に大切にする
そしてそんな自分に
吐き気がするほど絶望する


過去
2011/07/16 (Sat)

過去の遺物だと
忘れ去りたい気持ちは山々
だがそれでも
脳味噌はお利口だ、
なかなか記憶はかんたんに消えてはくれない

いやなことなら なおさら


嫌なこと
悲しいこと
すべて覚えている
出来事は最初から最後まで
網羅している


良いことだけ覚えていられないかな
自嘲した
それでもしかたないのだ
他人は言う

だって、
そんなつらいことがあったからこそ
いまのあなたなんでしょ?





そんな事実しか残らないのなら
今すぐ自害してしまいたい

血流る
2011/07/16 (Sat)

何時もそのこは血を流す
何所から?それはきまっていない
其れでも何時でも血がでてる


あたま



くち
はな


こころ
しんぞう



しんぞうが
なみうつたびに
赤い血が
ながれてゆく


そのこは何時も泣いている
痛い痛いと
泣いている

砂嵐
2011/07/12 (Tue)


焼け焦げる肌
乾燥した息
喉はつぶれ、
砂が全身を埋め尽くした

もうどれくらい歩いているのだろう
いつまで経っても未来には辿り着かない
水も絶え布は燃え
何も無くなった僕は
何かにとり憑かれたように歩く
背中を押されず
手を引かれないまま


どこへ行くのか?
分からない
どちらへ進むのか?
分からない




ああそうだ、
僕は確かに、
無くなったものを探しに
歩き続けているんだっけ、
 

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プロフィール
HN:
一夜
性別:
非公開
自己紹介:
夢を見忘れた大人が
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。

それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
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