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ひとつの夜に落ちる雨は、温くて何処か優しい。そして残酷。
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2011/08/12 (Fri)

息吐く間もなく眩暈が襲う
揺れる心臓の音
僕は生きている


頭を抱えた
痩せたこの手は誰も守ることが出来ないまま
きっと朽ちて逝くのだろう
誰にも知られずひっそりと
その事実は残酷な歴史として残るのだろうか?
それとも
何も無かったことにして闇に消えるのが正しい運命か







それでも僕はまだ生きている
放っておいて腐ることもないこの肉体
恨めしいほどに生きたいと願うこの身体
眩暈が襲って倒れこんだ
それでもこの口は言うのだ
言い続けるのだ


食べ物が欲しい
僕はまだ生きていたいと

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プロフィール
HN:
一夜
性別:
非公開
自己紹介:
夢を見忘れた大人が
始りから終りまでやるせない言葉を吐き出します。

それでもその中から
静かな気持ちを感じ取ってくだされば。
嬉しいです。
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